川・暗渠探検

根知谷紀行(2)

以前(5月31日)の続きです。前回は探検をした場所を諸事情の関係で伏せていました。場所は糸魚川の大糸線沿線の根知谷でした。今回は、かやぶき屋根の塩の道資料館(糸魚川市大字山口552)を特集します。内容が冬向けなので今の季節に公開します。 霧立ち込める…

クリスマスイブの兎道420号線探検

前々から計画していた兎道探検をついに実行に移すことができました。そもそも兎道とは何かというと、車や人が通行しにくい、さまざまな通行制限がある都道のことを指します。類義語に酷道(国道)、怖道(府道)といったものがあります。 今回探検した兎道420号…

満願寺の流れ再調査編

去年特集した満願寺の流れを再調査しました。この川は、lotus62さん、猫またぎさんや世田谷の川探検隊さんなどが特集なさっています。参考に等々力周辺の地形図を貼ります。 -谷戸の下池 大東京1:20000地形図(1934年)で玉川等々力町3丁目136番に谷戸の下…

呑川 都立大学駅旧水路・水車小屋(2)

前回の続きです。 前回の小さい支流を日没の時に撮りました。 奥に見えるマンションの裏庭から湧いているようです。ひょっとしたら何かの排水かもしれません。 こちらが水車があったと思われる場所です。月極駐車場になっているので面影は残っていません。 …

呑川 都立大学駅旧水路・水車小屋(1)

およそ一年ぶりの呑川関連の記事の更新です。この呑川都立大学旧水路(仮名)は昭和初期に改修され今の水路に付け替えられました。そのとき旧水路は歩道程度の川幅になり、その後埋立てられました。また、水車は旧水路の中州(?)のような場所にありました。 大…

今、戦争について考える。神田川と地下壕(特別編)

遅くなりました。特別編です。今回は、地下壕周辺の町歩きについてです。 大本営跡は真田氏ゆかりの地にあります。 しかしながら、時間がなくて地下壕周辺の遺跡を巡りそびれてしまいました… でも、帰路の途中の水路の写真は撮りました。みどりのもやもやは…

今、戦争について考える。神田川と地下壕(1)

より大きな地図で 松代 を表示 8月も終わろうとしています。遅れましたが、終戦企画です。 先日、世界第二次大戦の遺跡である松代大本営跡に行ってきました。そこへは神田川沿いの道を通っていきます。 東京にある神田川とは大違いの長野の神田川です。 鳥…

花と下丸子分水(仮)の答え

更新遅れてすみません。 この花なんでしょう? ごぼうの花です。オナモミのように突起に動物の体が触れると引っかかるようになっています。 花の寿命は1日だけで、色は濃いピンクです。 ごぼうの木の背丈が約1.6メートルまで成長し、 私の背丈といい勝負に…

中目黒と蛇崩川(3)

中目黒シリーズ第三回。 蛇崩川緑道の5か月間の変化を見つめます。 秋の初めの目黒川は葉が色付き始めていた程度だったが、 真冬になるとやはり目黒川沿いの葉はすべて落ちていた。 蛇崩川の合流地点。いつも水量が少ない。 左側の公園は、1年ぐらい前まで…

中目黒と山の上(2)

更新ものすごく遅れてすみません。休んでいる間にも目まぐるしく世の中が変わりました。 タイガーマスク運動、大相撲の八百長、中目黒の事件、政治と金の問題、東北地方の巨大地震など… 津波で亡くなられた方々にご冥福を祈ります。 最後に更新したのはまだ…

中目黒と謎の森(1)

今回もシリーズもの。取材したのは10月23日。 予定はこちら (1) 中目黒と謎の森 (2) 中目黒と山の上 (3) 中目黒と蛇崩川 中目黒付近にある別所橋で合流する暗渠。 水源はおそらく“謎の森”(仮名)。 別所橋下の合流点。 別所橋のそばにて。 ここが川跡のはず。…

廃墟と柳堀と再開発

新たな発見 九品仏川にある電柱に柳堀と書かれていました。 ちなみにこの辺りにだけ存在するレアな電柱。 樹を模している。 九品仏川沿いにある廃墟 二・三年前に廃墟になった団地。入口が塞がれています。 強行突破はしないようにしてください(笑) 塀や壁に…

つくられた家族

丸子川の中にいた血のない家族。 いったい誰が置いた…

呑川 九品仏川‐衾支流

かなり有名で同業者の皆様がこぞって取り上げていらっしゃる川跡。この川跡にはほとんどその痕跡が残っていない。しかし、東急東横線の橋や、谷畑弁財天などがある。 若草幼稚園から谷筋が始まっている。 谷の始まり。 暗渠か? 谷筋は自由通りへ 自由が丘1−…

等々力一丁目&尾山台二丁目探検 特別編(2) 丸子川-等々力支流

「一直線に流れていてあっけない」これがこの暗渠に対しての感想。 途中、前々回に紹介した階段がある。*1 合流端(樋橋)は、等々力1-1。上流端は、等々力1-27。 合流口か? コンクリート蓋の暗渠。 上流端。 階段をふもとから見た。まるで小さな山の様だ。 …

等々力一丁目&尾山台二丁目探検 特別編(1) 丸子川-八幡山支流

等々力支流も『ハケ』からの湧水が作り出した。 八幡山支流 支流の支流が三つもある。 暗渠の中の暗渠。合流地点八幡橋より撮影。 駒八通りの歩道になっている暗渠。傳乗寺で二手にわかれる そのまま宇佐神社へ一直線。その先流路不明。 傳乗寺沿いに流れ、…

等々力一丁目&尾山台二丁目探検(1)

前回自由が丘三丁目探検の待望の続編(言い切る) 紹介するもの (1) 狐塚古墳 階段 御嶽山古墳 (特別編) 丸子川-八幡山支流&等々力支流 狐塚古墳(尾山台2-17) 大規模な古墳だった。6世紀前後に造られた。今は、住宅の開発や道路拡張で小さくなってしまった。 …

昔々…あるところで…

おじいさんとおばあさんが登場する昔話ではありません。まあ、昔々といっても二年前話ですが(笑) 雪降る谷沢川の写真を公開します。 この時レンズが濡れてしまい影ができている。 ひもに積もった雪 谷沢川の水面 等々力渓谷日本庭園 椿の花と雪 私が持ってい…

呑川 九品仏川-調布支流

かなり気付き難い暗渠。上流以外は、学園通りにそって流れている。玉川田園調布2-14から暗渠が始まるが、2-13から谷が始まっている。 ここが谷の始まり。 上流端付近なのにかなりの急坂を持つ川。 暗渠。この先、右に曲がって学園通りにでる。 暗渠沿いの崖…

鳩と鯉クラブと池

いつか行った洗足池。ボートであった出来事について。 ずうずうしいはと。人慣れしすぎですよね… 恐ろしいです。 手をたたけばやってくる鯉たち。 ずうずうしいミドリガメ。「餌持ってないよ…」 ボートが来るだけで近づいて来る。 ボート乗り場の近くにあっ…

自由が丘三丁目探検

自由が丘と言えど、おいしい店を紹介するわけではありません… 暗渠、家、坂道を紹介します。 なお、住所を書くとき自由が丘は省略します。 白山神社(3−6) 小高い丘の上にある神社。 九品仏川支流 3−9から道をまっすぐ流れ、すぐに終わる支流。 九品仏川 あじ…

呑川 九品仏川上流‐九品仏支流&浄真寺支流

九品仏支流(仮名) 前書き 河川争奪の関係で大井町線沿いの水路は今回は無視する。 九品仏支流は、九品仏小学校から流れている支流。すべて暗渠になっている。 九品仏支流と浄真寺支流の水源が非常に近い。 この小学校は窪地であり、昔は辺り一帯が住宅化され…

立会川 上流編

立会川…東京都にある二級河川。目黒区、品川区を経て東京湾に注いでいる独立水系。 碑文谷池 碑文谷池の噴水。とても涼しそうだが、噴水の水は地下水なのだろうか。 カメとカモのクラブ。カメのほうが多い。いままで見た集会の中で一番密度が高い。カメは、…

呑川‐杜支流&新町支流&修道院(夏編)

杜支流(仮名) 短くて谷筋がはっきりとしている川。深沢の杜緑地(深沢8−4)の池から流れて、御嶽橋周辺で呑川に注いでいる。ちなみに川跡がないため谷筋を観察して流路を考えたので、正確な流路はわからない。 この緑地は1048.53平方メートルあり、民家の跡地…

呑川−深沢一丁目支流

深沢一丁目支流(仮名)開渠、緑道、埋め立てられた池がある短くても見どころたっぷりの支流。 深沢1−17が呑川との合流端で、深沢2−9が上流端である。 水色の線で囲まれているのは暗渠。呑川の桜橋からスタート!! 桜橋という名の橋がある程、呑川の桜は見事な…

呑川 九品仏川源流‐目黒通り支流

目黒通り支流 等々力6−6で合流し、等々力7−2が上流端の川であり、九品仏川水系では唯一開渠でかなりの水量が流れている。そこで、この支流のpHを計った。 調査結果 方法 等々力6−19の開渠で実施。ひもを付けたゼリーカップでその開渠の水を採取した。 結果 …

呑川 九品仏川源流‐長衛門ヶ窪&等々力支流

前書き これらは、九品仏川の源流に近い支流である。 長衛門ヶ窪とは、玉川全円耕地整理大事業以前は切り立った断崖だった。 いまは、埋め立てられて緩やかな傾斜地になっている。 現在も、九品仏川源流付近は耕地が多い。 ブドウ畑が数件あり、植木屋も多い…

呑川―深沢4丁目支流(仮名)

これから、何回か呑川について紹介する。呑川は独立水系で、東京湾に注いでいる二級河川である。 深沢四丁目支流(仮名) 深沢4丁目21が下流端である。 お分かりのように、この歩道が暗渠! 右手は、学芸大学世田谷小学校。このさきの文房具店の角でまがる。…