呑川―三島池と兎々呂城支流(仮名)

  • 三島池と兎々呂城支流(仮名)

 この支流は、深沢5−11で呑川と合流している。この川の源流は、三島池と兎々呂城跡の湧水である。
 三島池は今の三島幼稚園のところにあり、昭和39年に埋め立てられた495平方メートルの三つの島を持つ池だった。湧水は池の右側から出ていて、今も弁天様(深沢神社)に引き込まれている。この池には、さまざまな伝説がある。
 兎々呂城は、北条氏の家臣南条右京亮重長が作った城である。北条氏が滅亡(1590年)すると、彼は城を壊して帰農した。等々力という地名はここからきている説がある。兎々呂城は、今は園芸高校になっている。
 では、川を下るぞ!

水色の線で囲まれているのは、暗渠! 水路がここまで確認できるので上流端(深沢5−33)と仮定する。

暗渠。個人的には、アスファルトで舗装されているより砂利道のほうが嬉しい。

どう見ても暗渠。奥に見えるのは大きな段差。
 
左の写真の水色の線で囲まれているのは暗渠で、この向かい側は、右の写真の三島幼稚園(元三島池)。
この後、三島公園の横で合流。 



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